◇◇ジュリアン・ムーア/Julianne Moore ◇◇

 

1960年12月3日アメリカ、ノース・キャロライナ州出身。軍人の父親と福祉士の母親の元に生まれ、9カ国を移り住みながら成長する。ボストン大学演劇科在籍中にBFA(博士号)を取得。卒業後にニューヨークに移り、オフブロードウェイやテレビドラマで活躍する。1988年に、人気の昼メロ「As The World Turns」でエミー賞を受賞。映画デビュー作は『フロム・ザ・ダークサイド ザ・ムービー/3つの闇の物語』(90)。その後、小さい役ながらも様々な作品へ出演し、キャリアを積んでいき、1994年出演の『42丁目のワーニャ』の演技で評論家から高い評価を得る。続く出演作、ロバート・アルトマン監督の『ショート・カッツ』(94)、トッド・ヘインズ監督の『SAFE』(95)の両作でインディペンデント・スピリット・アワードにノミネートされ、次代の演技派女優として注目される存在となる。その後も『暗殺者』(95)、『サバイビング・ピカソ』(96)、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97)などに出演。そして、1997年のポール・トーマス・アンダーソン監督作『ブギーナイツ』でアカデミー賞助演女優賞に、1999年の『ことの終わり』で、同賞主演女優賞ニノミネートされ、脚光を浴びる。さらに、2002年度アカデミー賞では『エデンより彼方に』(02)(主演女優賞)、『めぐりあう時間たち』(02)(助演女優賞)で2つの部門にノミネートされるという快挙をなしとげ、実力派女優として不動の地位を築き上げる。

(『ブラインドネス』プレス参照)


▼ ジュリー・テイモア監督・脚本、ジュリアン・ムーア、アリシア・ヴィキャンデル、ティモシー・ハットン、ジャネール・モネイ、ベット・ミドラー、ロレイン・トゥーサント、キンバリー・ゲレロ共演の『グロリアス 世界を動かした女たち』(20)。


グロリアス 世界を動かした女たち (2020)
秘密への招待状 (2019)
サバービコン 仮面を被った街 (2017)
アリスのままで (2014)
マップ・トゥ・ザ・スターズ (2014)
キャリー (2013)
メイジーの瞳 (2012)
キッズ・オールライト (2010)
ブラインドネス (2008)
アイム・ノット・ゼア (2007)
めぐりあう時間たち (2002)
エデンより彼方に (2002)
ハンニバル (2001)
シッピング・ニュース (2001)
マグノリア (1999)
マップ・オブ・ザ・ワールド (1999)
ことの終わり (1999)
クッキー・フォーチュン (1999)
ブギーナイツ (1997)
家族という名の他人 (1997)
SAFE (1995)
ショート・カッツ (1993)
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女優論――アメリカの現実と虚構の狭間に立つ“サバービアのヒロイン”

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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