1960年12月3日アメリカ、ノース・キャロライナ州出身。軍人の父親と福祉士の母親の元に生まれ、9カ国を移り住みながら成長する。ボストン大学演劇科在籍中にBFA(博士号)を取得。卒業後にニューヨークに移り、オフブロードウェイやテレビドラマで活躍する。1988年に、人気の昼メロ「As The World Turns」でエミー賞を受賞。映画デビュー作は『フロム・ザ・ダークサイド ザ・ムービー/3つの闇の物語』(90)。その後、小さい役ながらも様々な作品へ出演し、キャリアを積んでいき、1994年出演の『42丁目のワーニャ』の演技で評論家から高い評価を得る。続く出演作、ロバート・アルトマン監督の『ショート・カッツ』(94)、トッド・ヘインズ監督の『SAFE』(95)の両作でインディペンデント・スピリット・アワードにノミネートされ、次代の演技派女優として注目される存在となる。その後も『暗殺者』(95)、『サバイビング・ピカソ』(96)、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97)などに出演。そして、1997年のポール・トーマス・アンダーソン監督作『ブギーナイツ』でアカデミー賞助演女優賞に、1999年の『ことの終わり』で、同賞主演女優賞ニノミネートされ、脚光を浴びる。さらに、2002年度アカデミー賞では『エデンより彼方に』(02)(主演女優賞)、『めぐりあう時間たち』(02)(助演女優賞)で2つの部門にノミネートされるという快挙をなしとげ、実力派女優として不動の地位を築き上げる。