[ストーリー] 50歳のアリスは、まさに人生の充実期を迎えていた。高名な言語学者として敬われ、ニューヨークのコロンビア大学の教授として、学生たちから絶大な人気を集めていた。夫のジョンは変わらぬ愛情にあふれ、幸せな結婚をした長女のアナと医学院生の長男トムにも何の不満もなかった。唯一の心配は、ロサンゼルスで女優を目指す次女リディアだけだ。
ところが、そんなアリスにまさかの運命が降りかかる。物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病だと宣告されたのだ。その日からアリスの避けられない運命との闘いが始まる――。[プレスより]
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リサ・ジェノヴァのベストセラー『アリスのままで(旧題:静かなアリス)』 の映画化です。監督は、『ハードコア・デイズ』(01)、『Quinceanera』(06)、『The Last of Robin Hood』(13)のリチャード・グラッツァーとウォッシュ・ウェストモアランド。自身もALS(筋萎縮性側索硬化症)という病と闘ってきたグラッツァーは、2015年3月に63年の生涯を終えました。
サウンドトラックを手がけているのは、『レイヤー・ケーキ』(04)、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』 (09)、『Black Sea』(14)のイラン・エシュケリ です。
ヒロイン、アリスを演じたジュリアン・ムーア は、第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞しました。彼女はこれまで、『ブギーナイツ』 (97)、『ことの終わり』 (99)、『エデンより彼方に』 (02)、『めぐりあう時間たち』 (02)などでアカデミー賞にノミネートされていました。
次女リディアを、『ランナウェイズ』 (10)、『オン・ザ・ロード』 (12)のクリステン・スチュワート 、夫ジョンを『私の中のあなた』 (08)、『ブルージャスミン』 (13)のアレック・ボールドウィン が演じています。
レビューのテキストは準備中です。原作をお読みの方は、映画の前半が急ぎ足の展開になっていることが気になるかもしれません。