メン&チキン(英題)
Maend & hons / Men & Chicken Men & Chicken (2015) on IMDb


2015年/デンマーク=ドイツ/カラー/104分/
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(初出:)

 

 

脚本家として活躍するイェンセン、10年ぶりの監督作
家族の真実に翻弄される兄弟をめぐるブラック・コメディ

 

 日本ではアナス・トーマス・イェンセンといえば、スサンネ・ビアクリスチャン・レヴリングと組む引っ張りだこの脚本家という印象がありますが、デンマークでは監督としても活動し、評価されています。

 『メン&チキン(英題)/Men & Chicken』は、イェンセンにとって監督第4作になります。もちろん脚本も手がけています。ただし、前作『アダムズ・アップル(英題)/Adam’s Apple』が2005年製作なので、10年ぶりの監督作ということになります。

 くたびれた大学教授のガブリエルと女好きのエリアスという対照的な兄弟の父親が亡くなりますが、彼らはその父親が遺したビデオで、実父が他にいて、まだ生きていることを知り、本当の家族に会いにいくというような物語です。

 ガブリエルとエリアスの兄弟を演じているのは、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(12)でも共演していたデヴィッド・デンシックとマッツ・ミケルセン。他のキャストは、『真夜中のゆりかご』(14)、『特捜部Q 檻の中の女』(13)のニコライ・リー・コス、『シージャック』(12)のソーレン・マリン、『恋に落ちる確立』(03)で、コスと共演していたニコラス・ブロ、『イディオッツ』(98)のボディル・ヨルゲンセンといった顔ぶれです。

 また情報を更新します。


◆スタッフ◆
 
監督/脚本   アナス・トーマス・イェンセン
Anders Thomas Jensen
撮影 Sebastian Blenkov
編集 Anders Villadsen
音楽 Frans Bak, Jeppe Kaas
 
◆キャスト◆
 
Gabriel   デヴィッド・デンシック
David Dencik
Elias マッツ・ミケルセン
Mads Mikkelsen
Gregor ニコライ・リー・コス
Nikolaj Lie Kaas
Franz ソーレン・マリン
Soren Malling
Josef ニコラス・ブロ
Nicolas Bro
Ellen ボディル・ヨルゲンセン
Bodil Jorgensen
-
(配給:)
 

 

(upload:2015//)
 
 
《関連リンク》
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