1969年３月１日、スペインのカナリア諸島ラス・パルマス生まれ。女優の母と『恐怖の逢いびき』（56）などで知られるスペインを代表する映画監督フアン・アントニオ・バルデムを叔父にもつ芸術家家系のもと６歳より演技を始める。90年にヒガス・ルナ監督の『ルルの時代』で映画デビュー、俳優としての本格的なキャリアをスタートさせる。ペドロ・アルモドバル監督の『ハイヒール』に出演した後、92年にヒガス・ルナ監督の『ハモンハモン』（ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞）に出演。後に実生活で結婚するペネロペ・クルスの相手役を務めたバルデムは、サン・セバスチャン国際映画祭男優賞にノミネート他数々の賞を受賞、俳優として高い評価を得る。

(『BIUTIFUL』プレス参照)

▼ サリー・ポッター監督・脚本、ハビエル・バルデム、エル・ファニング、ローラ・リニー、サルマ・ハエック共演の『選ばなかったみち』（20）。

▼ ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ステラン・スカルスガルド、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデム、シャーロット・ランプリング共演の『DUNE/デューン 砂の惑星』（21）。