スティルウォーター
Stillwater


2021年/アメリカ/英語・フランス語/カラー/139分/ビスタ
line
(初出:)

 

 

『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシ監督最新作。
娘の無実を証明するため、異国の地マルセイユで真犯人を探す父。

 

[Introduction] 『扉をたたく人』(07)やアカデミー賞作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』(15)のトム・マッカーシー監督最新作。フランスのマルセイユを舞台に、殺人罪で捕まった娘の無実を証明するため、父親が真犯人を探し出すというサスペンス・スリラー。10年ほど前に着想が生まれたと語るマッカーシー監督は、『預言者』、『君と歩く世界』『ディーパンの闘い』『ゴールデン・リバー』などジャック・オーディアール監督とのコラボレーションで知られるトーマス・ビデガンやノエ・ドブレを脚本家に迎え、ひとつの事件を通して絡み合う人物たちの人生を大胆かつ重厚に描き切った。(プレス参照)

[Story] 米オクラホマ州スティルウォーターで暮らす失業者の石油掘削作業員ビルは、ドラッグとアルコール乱用で過酷な人生を送ってきた。彼は、過去の過ちを償おうと疎遠になってしまった娘アリソンに会うためマルセイユへ向かう。アリソンは、マルセイユに留学中、ガールフレンドのレナを殺害した罪で9年の刑に服していたが、無実を訴え続けていた。ある時、アリソンから潔白を証明する新たな手がかりを得たビルは、弁護士に再調査をするよう訴えるがまともに取り合ってもらえない。しかしビルは、娘の信頼を取り戻し父親として認めてもらうため、アリソンが真犯人だと信じるアキムという男を自らの手で探し出そうとする。ほどなくして言葉の壁、文化の違い、複雑な法制度につまずいてしまうが、シングルマザーのヴィルジニーとその娘マヤと出会い、彼らの協力を得ながらビルは異国の地で奮闘する。

 レビューは準備中です。


◆スタッフ◆
 
監督/脚本/製作   トーマス・マッカーシー
Tom McCarthy
脚本 マーカス・ヒンチー、トーマス・ビデガン、ノエ・ドブレ
Marcus Hinchey, Thomas Bidegain, Noe Debre
撮影監督 高柳雅暢
Masanobu Takayanagi
編集 トム・マカードル
Tom McArdle
音楽 マイケル・ダナ
Mychael Danna
 
◆キャスト◆
 
ビル・ベイカー   マット・デイモン
Matt Damon
アリソン・ベイカー アビゲイル・ブレスリン
Abigail Breslin
ヴィルジニー カミーユ・コッタン
Camille Cottin
マヤ リル・シャウバウ
Lilou Siauvaud
シャロン ディアナ・ダナガン
Deanna Dunagan
アキム イディル・アズーリ
Idir Azougli
-
(配給:パルコ ユニバーサル映画)
 

 

 

(upload:2021/11/18)
 
 
《関連リンク》
トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ』 レビュー ■
ハワード・ショア 『スポットライト 世紀のスクープ:OST』 レビュー ■
トム・マッカーシー 『靴職人と魔法のミシン』 レビュー ■
トム・マッカーシー 『WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々』 レビュー ■
トム・マッカーシー 『扉をたたく人』 レビュー ■
トム・マッカーシー 『ステーション・エージェント(原題)』 レビュー ■

 
 
amazon.comへ●
 
ご意見はこちらへ master@crisscross.jp