『太陽に恋して』(00)、「SOLINO」(02)につづくファティ・アキン監督と3作目のタッグ。 1971年ミュンヘン生まれ、ハンブルク育ち。パリやローマ、ニューヨークで演技の勉強をし、初舞台をハンブルクにて経験後、いくつかの映画やテレビドラ マに出演し、「TALK OF THE TOWN」(95)で頭角を現した。また『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(97/トーマス・ヤーン)ではエルンスト・ルビッチ賞、ドイツ映画賞最優秀 助演男優賞を受賞、海外からも熱烈に称賛を浴びる。
さらに『ラン・ローラ・ラン』(98/トム・ティクヴァ)、ドイツ映画賞最優秀男優賞を受賞した『es[エス]』(01/オリヴァー・ヒルシュビーゲル) で演技派俳優としての人気を確立する。ミシェル・ウエルベック原作の『素粒子』(06/オスカー・レーラー)では06年ベルリン国際映画祭の銀熊賞最優秀 男優賞を受賞。近作にファティ・アキンが脚本を手掛けたOzgur Yildirim監督のデビュー作「CHIKO」(08)、アカデミー賞にノミネートされた『バーダー・マインホフ 理想の果てに』(08/ウーリー・エ デル)がある。
(『ソウル・キッチン』プレスより引用)
▼ モーリッツ・ブライブトロイ監督・脚本、主演『Cortex』(20)。