[ストーリー] ヒロインは重い過去を背負って生きるリビー・デイ。事件は25年前、カンザス州の田舎町で、彼女が8歳のときに起こった。一家が暮らす家で彼女の母親や姉たちが惨殺された。その犯人として逮捕されたのは長男のベン。生き残ったリビーが、兄の犯行を目撃したと証言したためだった。
事件後、親戚の家々を転々としながら成長したリビーは、これまで善意の寄付などでなんとか暮らしてきたが、貯えも底をつき、生活費を稼ぐ必要に迫られていた。そんなとき彼女は、有名事件の真相を語り合う“殺人クラブ”のメンバー、ライルから彼らの集まりに招待される。事件を語ることで謝礼がもらえることを知った彼女は、お金のために事件を振り返ることになるが――。
ギリアン・フリンの長編第2作『冥闇(めいあん)』(09)の映画化です。監督は、『サラの鍵』(10)のフランス人監督ジル・パケ=ブランネールです。基本的な設定は原作を引き継いでいますが、全体の雰囲気はだいぶ違ったものになっているようです。撮影は、ケン・ローチ作品や『ハート・ロッカー』(08)、『グリーン・ゾーン』(10)などで知られるバリー・アクロイドが手がけています。
ヒロインのリビー・デイを、『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』(15)でも注目を浴びるシャーリーズ・セロン、“殺人クラブ”のライルを、同じく『マッド・マックス』にも出演しているニコラス・ホルト、リビーの母パティを、『ドライヴ』(11)、『ジンジャーの朝〜さよなら、わたしが愛した世界』(12)、『ロスト・リバー』(14)のクリスティーナ・ヘンドリックス、少年時代のベンを『MUD‐マッド‐』(12)、『ジョー(原題)』(13)のタイ・シェリダン、ベンの彼女だったディオンドラを、クロエ・グレース・モレッツが演じています。
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◆スタッフ◆ |
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監督/脚本 |
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ジル・パケ=ブランネール
Gilles Paquet-Brenner |
原作 |
ギリアン・フリン
Gillian Flynn |
撮影 |
バリー・アクロイド
Barry Ackroyd |
編集 |
ダグラス・クライズ、ビリー・フォックス
Douglas Crise, Billy Fox |
音楽 |
BT、グレゴリー・トリッピ
BT, Gregory Tripi |
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◆キャスト◆ |
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リビー・デイ |
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シャーリーズ・セロン
Charlize Theron |
ライル |
ニコラス・ホルト
Nicholas Hoult |
ベン・デイ(少年時代) |
タイ・シェリダン
Tye Sheridan |
ディオンドラ(少女時代) |
クロエ・グレース・モレッツ
Chloe Grace Moretz |
パティ・デイ |
クリスティーナ・ヘンドリックス
Christina Hendricks |
ベン・デイ(大人) |
コリー・ストール
Corey Stoll |
クリシー・ケイツ |
ドレア・ド・マッテオ
Drea de Matteo |
ディオンドラ(大人) |
アンドレア・ロス
Andrea Roth |
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(配給:) |
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