1960年11月5日ロンドン生まれ。スコットランド在住。ケンブリッジ大学卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで演劇を学ぶ。映画デビューは『カラヴァッジオ』(86)。以後デレク・ジャーマンのミューズとして、遺作の『BLUE』(93)まで全作品に出演。08年にはエグゼクティブ・プロデューサーとしてドキュメンタリー映画「Derek」(原題)を製作。『エドワードU』(91)では、第48回ヴェネチア国際映画祭の主演女優賞を受賞。『ザ・ビーチ』(99)でハリウッドにデビューし、『フィクサー』(07)では第80回アカデミー賞助演女優賞と第61回英国アカデミー賞助演女優賞を受賞して、実力派女優の地位を不動のものにした。また、世界3大映画祭であるベルリン(88)、ヴェネツィア(98)、カンヌ(04)の審査委員を務め、09年にはベルリン国際映画祭の審査員長も務めた。
(『ミラノ、愛に生きる』プレスより引用)
▼ アピチャッポン・ウィーラセタクン監督・脚本、ティルダ・スウィントン、エルキン・ディアス、ジャンヌ・バリバール、フアン・パブロ・ウレゴ、ダニエル・ヒメネス・カチョ共演の『MEMORIA メモリア』(21)。