◇◇ウォルター・サレス(or ヴァルテル・サレス)/Walter Salles ◇◇

 

1956年、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。1980年代後半にTVドキュメンタリーの分野で映像業界におけるキャリアを踏み出し、初めて手がけた劇映画はブラジル、アメリカ合作のサイコ・スリラー『殺しのアーティスト』(91)。数多くの賞に輝いたダニエラ・トマスとの共同監督作品『Terra Estrangeira』(96)に続き、老女と少年の旅を描いたロードムービー『セントラル・ステーション』(98)でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、世界的な名声を獲得した。さらにダニエラ・トマスと再び共同監督を務めた『リオ、ミレニアム』(99・未)、ロドリゴ・サントロ主演の神話的なドラマ『ビハインド・ザ・サン』(01)を発表。そして革命家チェ・ゲバラが若き日に経験した南米大陸横断の旅を詩情豊かに映画化した『モーターサイクル・ダイアリーズ』(03)で絶賛され、中田秀夫監督のJホラー『仄暗い水の底から』のリメイク『ダーク・ウォーター』でハリウッドに進出した。その後はプロデューサーとしてブラジルの若手監督たちを支援するとともに、『パリ、ジュテーム』(06)、『それぞれのシネマ〜カンヌ国際映画祭60回記念製作映画〜』(07)、『Stories on Human Rights』(08)といったオムニバス映画に監督として参加。またダニエラ・トマスとの共同で『Linha de Passe』(08)の監督も務めている。

(『オン・ザ・ロード』プレスより引用)


▼70の短編/断片で構成されたドキュメンタリー『Venice 70: Future Reloaded(原題)』(13)は、イタリアで2013年7月31日に公開。

▼ジャック・ケルアック原作、ギャレット・ヘドランド、サム・ライリー、クリステン・スチュワート、エイミー・アダムス、キルスティン・ダンスト、ヴィゴ・モーテンセン共演の『オン・ザ・ロード』(12)は、2013年8月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。2014年3月19日ブルーレイ&DVDリリース予定。

 

オン・ザ・ロード(レビュー01) (2012)
オン・ザ・ロード(レビュー02) (2012)
スエリーの青空 (2007) ※製作
モーターサイクル・ダイアリーズ (2004)
ダーク・ウォーター (2004)
シティ・オブ・ゴッド (2002) ※製作総指揮
ビハインド・ザ・サン (2001)
セントラル・ステーション (1998)

 
 
 
 
 
 
 
 

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