1946年、ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。1967年から1968年までベトナムで米国陸軍歩兵隊に属し、帰還後の1971年にニューヨーク大学のフィルム・スクール学部を卒業。映画界でキャリアを築く前は、ベトナムで学校の教師を務めたほか、商船員、タクシー運転手、メッセンジャー、プロダクション・アシスタント、販売員といった職業を経験した。長編映画の監督デビュー作は、カナダ製のホラー映画『邪悪の女王』(74・未)。1978年にはアラン・パーカー監督作品『ミッドナイト・エクスプレス』の脚本を担当し、アカデミー脚色賞を受賞した。監督第2作『キラーハンド』(81)を発表したのちには、『コナン・ザ・グレート』(82)、『スカーフェイス』(83)、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)の脚本を執筆している。
監督としての評価を一躍高めたのは『プラトーン』(86)。ベトナムの戦場の狂気をおぞましいほど生々しくえぐり出したこの映画は、アカデミー賞の作品賞、監督賞、音響賞、編集賞の4部門を制した。
(『ウォール・ストリート』プレス参照)
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