アレックス・オブ・ヴェニス（原題）
Alex of Venice

俳優クリス・メッシーナの監督デビュー作
ウィンステッドが人生の分岐点に立つヒロインを好演

[ストーリー] カリフォルニアのヴェニス。環境保護グループの弁護士として仕事に追われるアレックスは、これまで家庭のことを専業主夫状態の夫ジョージに任せてきた。そんなジョージは生活に疲れ果て、家を出てしまう。重要な案件を抱えていたアレックスは突然、10歳の内気な息子ダコタや物忘れが激しくなりつつある俳優の父親ロジャーの面倒を見て、家事をこなさなければならなくなる。それを知った彼女の妹リリーがニューヨークから実家に戻ってくる。姉とは正反対の性格の彼女は、自分の流儀で家族を支え、これまで仕事一辺倒だったアレックスには新しい恋人が出現するが――。

　『それでも恋するバルセロナ』（08）、『お家をさがそう』（08）、『アルゴ』（12）などに出演してきた俳優クリス・メッシーナの初監督作品です。ヒロイン、アレックスを『スマッシュド〜ケイトのアルコールライフ〜』（12）、『スペクタキュラー・ナウ（原題）』（13）、『フォールツ（原題）』（14）のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、夫ジョージを監督も兼ねるクリス・メッシーナ、父親ロジャーを『ジャンゴ 繋がれざる者』（12）、『ジ・アザー・ウーマン（原題）』（14）のドン・ジョンソン、妹のリリーを『リトル・バーズ（原題）』（11）のケイティ・ネーラが演じています。ノンクレジットでジェニファー・ジェイソン・リーも出演。