フォールツ(原題)
Faults


2014年/アメリカ/カラー/89分/スコープサイズ
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(初出:)

 

 

新鋭ライリー・スターンズ監督の長編デビュー作
洗脳をめぐって思わぬ展開を見せるサイコスリラー

 

[ストーリー] アンセル・ロスは、マインド・コントロールに関するエキスパートだったが、彼が洗脳からの脱却を試みた女性がのちに自殺する悲劇が起こり、いまでは信用も家族も失っていた。自費出版の新刊で多額の借金を背負った彼は、本を売るためにセミナーを開いている。

 そんなアンセルに老夫婦が声をかけ、“フォールツ”というカルトに洗脳された娘クレアを取り戻してほしいと頼む。仕事を引き受けたアンセルは、クレアを拉致してモーテルに閉じ込め、洗脳を解くためのセッションを開始するが、彼女の両親の態度や行動に違和感を抱くようになる。さらに、厳しい取り立てによって、アンセルの精神は追いつめられ、クレアとの関係が変化していく――。

 短編『Magnificant』(11)、『Casque』(12)、『The Club』(13)で注目を集めてきたライリー・スターンズ監督の長編デビュー作です。マインド・コントロールのエキスパート、アンセルを、『エイリアン4』(97)、『さらば、ベルリン』(06)、『96時間』シリーズなどに出演してきた性格俳優リーランド・オーサー、カルトの被害者クレアを、『スマッシュド〜ケイトのアルコールライフ〜』(12)、『スペクタキュラー・ナウ(原題)』(13)、『アレックス・オブ・ヴェニス(原題)』(14)などに出演し、スターンズ監督の妻でもあるメアリー・エリザベス・ウィンステッドが演じています。


◆スタッフ◆
 
監督/脚本   ライリー・スターンズ
Riley Stearns
撮影 マイケル・レーガン
Michael Ragen
編集 サラ・ベス・シャピロ
Sarah Beth Shapiro
音楽 ヘザー・マッキントッシュ
Heather McIntosh
 
◆キャスト◆
 
アンセル   リーランド・オーサー
Leland Orser
クレア メアリー・エリザベス・ウィンステッド
Mary Elizabeth Winstead
父親 クリス・エリス
Chris Ellis
テリー ジョン・グリース
Jon Gries
ミック ランス・レディック
Lance Reddick
イヴリン ベス・グラント
Beth Grant
-
(配給:)
 

 

(upload:2015//)
 
 
《関連リンク》
クリス・メッシーナ 『アレックス・オブ・ヴェニス(原題)』 レビュー ■
ジェームズ・ポンソルト 『スペクタキュラー・ナウ(原題)』 レビュー ■
ジェームズ・ポンソルト
『スマッシュド〜ケイトのアルコールライフ〜』レビュー
■
ショーン・ダーキン 『マーサ、あるいはマーシー・メイ』 レビュー ■

 
 
 
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