1956年4月30日、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。本名はラース・トリアー、Lars Trier。
戸籍上の父親はアルフ・トリアーだが、実際の父親は母インゲルの上司だったことを95年に死去した母の遺言で知る。ドキュメンタリー映画作家の伯父ベリエ・ヘスツの影響で映画製作に興味を持ち、10代は自主製作の映画を撮り続ける。76年にコペンハーゲン大学映画学科入学、卒業後1979年にデンマーク映画学校に入学し映画演出を学んだ。映画学校在学中に「Nocturne」(80)と「Image of Liberation」(Befrielsesbilleder 1982、卒業制作)の2本の短編映画を監督。どちらもミュンヘン映画祭で短編賞を受賞した。1983年に映画学校を卒業後は、連続殺人犯を描いた『エレメント・オブ・クライム』(1984)に始まる「ヨーロッパ三部作」プロジェクトを始めた。『エレメント・オブ・クライム』はカンヌ映画祭で技術賞を受賞した。
(『アンチクライスト』プレス参照)
▼シャルロット・ゲンズブール、ステラン・スカルスガルド、ジェイミー・ベル、シャイア・ラブーフ、クリスチャン・スレーター、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォー、コニー・ニールセン共演の『ニンフォマニアック Vol.1』(13)は、2014年10月11日(土)より、『ニンフォマニアック Vol.2』(13)は、2014年11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国順次公開。