1953年3月10日、カナダ・オンタリオ州出身。2005年、脚本と製作を手がけたクリント・イーストウッド監督作『ミリオンダラー・ベイビー』がアカデミー賞作品賞を受賞。そして翌2006年、自身が初監督、脚本、原案、製作を務めた『クラッシュ』が作品賞と脚本賞を受賞し、手がけた作品が連続してアカデミー賞の作品賞を受賞した初めての脚本家として、一躍ハリウッドのトップ・ライター/ディレクターへと登りつめた。20代前半にカリフォルニアに渡り、80年代半ばからTVシリーズ、「LA.LAW/7人の弁護士」(86〜94)、「炎のテキサス・レンジャー」(93〜01)、「騎馬警官」(94〜96)などの脚本や企画を手がけてきた。以後上記受賞作品をへて、イーストウッド監督の“硫黄島二部作”、『父親たちの星条旗』(06)の脚本、『硫黄島からの手紙』(06)では原案と製作総指揮を務め、後者では再度アカデミー賞脚本賞候補となった。同年、『007/カジノ・ロワイヤル』(06)の脚本も共同で手がけ、ボンド・シリーズに新たな息吹をもたらし、好評を博した。脚本、原案、製作も務めた監督第二作『告発のとき』(07)では、トミー・リー・ジョーンズをアカデミー賞主演男優賞ノミネートに導いた。
(『スリーデイズ』プレスより引用)
▼リーアム・ニーソン、ミラ・クニス、エイドリアン・ブロディ、オリヴィア・ワイルド、ジェームズ・フランコ、モラン・アティアス共演の『サード・パーソン』(13)は、2014年6月20日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー。