[ストーリー] 著名な作家ビル・ボーゲンズは、3年前に妻エリカと離婚してからスランプに陥り、エリカと彼女の新しいパートナーの生活を覗き見したり、隣人の人妻と不倫する日々を送っている。そんなビルは、ふたりの子供たちが作家になるように指導してきた。
娘のサマンサは、大学の創作科で学び、小説の出版が決まったばかりだ。父親を捨てて、他の男に走った母親を憎む彼女は、恋愛で傷つくことを恐れ、壁を作っていたが、真面目なクラスメートのルーに声をかけられ、次第に心を開くようになる。高校に通う息子のラスティは、クラスメートのケイトに想いを寄せているが、彼女を見つめることしかできない。それを察した父親から経験を積むようにアドバイスされた彼は、ケイトがいるパーティに大胆に乗り込み、ふたりは心を通わせるようになるが、彼女はドラッグの問題を抱えていた。
アメリカの新鋭ジョシュ・ブーンのデビュー作『ハッピーエンドが書けるまで』は、感謝祭で始まり、あらたにめぐってくる感謝祭で終わる。その間にあるドラマによって、ふたつの感謝祭の食卓を囲む顔ぶれが変わることになる。作家のビルは自分で七面鳥を調理する。作家と作家の卵の一家の物語なので、様々な本や本の話題が出てくるのは当たり前だが、脚本も手がけているブーンはきっと本の虫なのだろう。 |
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◆スタッフ◆ |
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監督/脚本 |
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ジョシュ・ブーン
Josh Boone |
撮影 |
ティム・オアー
Tim Orr |
編集 |
ロブ・サリバン
Robb Sullivan |
音楽 |
マイク・モーギス、ネイト・ウォルコット
Mike Mogis, Nate Walcott |
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◆キャスト◆ |
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ビル・ボーゲンズ |
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グレッグ・キニア
Greg Kinnear |
エリカ |
ジェニファー・コネリー
Jennifer Connelly |
サマンサ(サム) |
リリー・コリンズ
Lily Collins |
ラスティ |
ナット・ウルフ
Nat Wolff |
トリシア |
クリステン・ベル
Kristen Bell |
ルイス(ルー) |
ローガン・ラーマン
Logan Lerman |
ケイト |
リアナ・リベラト
Liana Liberato |
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(配給:AMG エンタテインメント) |
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