裁かれるは善人のみ
Leviafan / Leviathan


2014年/ロシア/カラー/140分/スコープサイズ/
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(初出:)

 

 

アメリカで起こった事件にインスパイアされた
ロシアの異才アンドレイ・ズビャギンツェフの最新作

 

[ストーリー] 入り江のある小さな町。自動車修理工場を営むコーリャは、若い妻リリア、そして亡妻との間に生まれた息子ロマと共に、住み慣れた家で暮らしている。1年後に選挙を控えた強欲な市長のヴァディムは、とある計画のため権力に物をいわせ、彼らの土地を買収しようと画策する。

 自分の人生のすべてともいえる場所を失うことが耐えられないコーリャは、強硬策に抗うべく、友人の弁護士ディーマを頼ってモスクワから呼び寄せる。そして漸く市長の悪事の一端を掴み、明るみに出そうとするのだが――。[プレスより]

 『父、帰る』『ヴェラの祈り』『エレナの惑い』アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の第4作、カンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いた『Leviafan(原題)』(14)が、『裁かれるは善人のみ』の邦題で、2015年10月31日(土)から公開(新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー)されることになりました。

 ズビャギンツェフが、2004年にアメリカで自動車修理業を営むマーヴィン・ヒーメイヤーが起こした“キルドーザー事件”にインスパイアされ、さらに「ミヒャエル・コールハースの運命」、旧約聖書「ヨブ記」、トマス・ホッブスの「リヴァイアサン」などもヒントに、ロシアの辺境を舞台にして作り上げた作品です。

 ニューズウィーク日本版の筆者コラム「映画の境界線」で本作品を取り上げました。そのテキストをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

ロシアの苛烈な現実を描き、さらに神話の域へと掘り下げる映画|『裁かれるは善人のみ』


◆スタッフ◆
 
監督/脚本   アンドレイ・ズビャギンツェフ
Andrei Zvyagintsev
脚本 オレグ・ネギン
Oleg Negin
撮影監督 ミハイル・クリチマン
Mikhail Krichman
編集 アンナ・マス
Anna Mass
音楽 フィリップ・グラス
Philip Glass

◆キャスト◆

コーリャ・セルゲーエフ   アレクセイ・セレブリャコフ
Alexei Serebriakov
リリア エレナ・リャドワ
Elena Liadova
ディーマ ウラディミール・ヴドヴィチェンコフ
Vladimir Vdovichenkov
ヴァディム市長 ロマン・マディアノフ
Roman Madianov
ロマ セルゲイ・ポホダーエフ
Serguei Pokhodaev
アンジェラ アンナ・ウコロワ
Anna Oukolova
パーシャ アレクセイ・ロージン
Alexei Rozine
(配給:ビターズ・エンド)
 


(upload:2015//)
 
 
《関連リンク》
アンドレイ・ズビャギンツェフ 『エレナの惑い』 レビュー ■
アンドレイ・ズビャギンツェフ 『ヴェラの祈り』 レビュー ■
アンドレイ・ズビャギンツェフ 『父、帰る』 レビュー ■
アンドレイ・ズビャギンツェフ・インタビュー 『父、帰る』 ■
アレクサンドル・コット『草原の実験』 レビュー ■

 
 
 
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