[ストーリー] ヴィクラムとリミは結婚したばかりの若いカップルで、幸福な毎日を送っている。ある日、リミのおじであるタマル・ロイが亡くなり、夫婦はコルカタの北部に建つ古い大きな家を遺産として相続する。ふたりはそこに転居するが、彼らだけではそれだけの不動産を維持していくことができない。そこでテナントを募集するが、望むような借り手が現われない。
そして夫婦が募集を諦めかけたとき、NGOで働く30代半ばの独身女性ティヤシャが扉を叩く。ふたりは彼女を気に入り、さっそく契約する。リミはティヤシャを友だちのように感じ、親しくなっていく。だがやがて、ティヤシャがまるで妻のようにヴィクラムの世話を焼くようになり、夫婦の間に亀裂が広がっていく。
テレビ界で活動してきたアニンディア・ゴーシュ(Anindya Ghosh)監督の劇映画デビュー作、ベンガル語映画です。
レビューのテキストは準備中です。とりあえず短く感想を。映画は、手錠をかけられたヴィクラムが映し出されるところから始まり、彼が取調室でトラブルに至る経緯を語るという設定で、フラッシュバックによってドラマが描かれていきます。そのドラマはスリラーへと展開していきますが、取調室では警官が狂言回しを演じ、コミカルな要素も盛り込まれています。
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