『スマッシュド〜ケイトのアルコールライフ〜』(12)、『スペクタキュラー・ナウ(原題)』(13)のジェームズ・ポンソルト監督の新作です。原作は、「ローリング・ストーン」誌の記者デヴィッド・リプスキーが2010年に発表したノンフィクション『Although Of Course You End Up Becoming Yourself: A Road Trip with David Foster Wallace』。2008年に死去(自殺とされる)した作家デヴィッド・フォスター・ウォレスが、1996年に大著『Infinite Jest(原題)』のプロモーションで行なったツアーに同行した5日間の出来事を綴った回想録です。脚色を、ピュリッツァ賞を受賞している劇作家ドナルド・マーグリーズが手がけ、ジェイソン・シーゲルがウォレスを、ジェシー・アイゼンバーグがリプスキーを演じています。