1947年3月19日、米コネティカット州生まれ。医師であった父親の仕事の関係から、スイスやベルギー領コンゴ（現コンゴ民主共和国）で育つ。ウィリアム・アンド・メアリー大学で演劇を学び、74年ごろから舞台女優として女優人生をスタート。82年、 映画デビュー作であるジョージ・ロイ・ヒル監督の『ガープの世界』で、いきなりアカデミー助演女優賞にノミネート。続くローレンス・カスダン監督の『再会の時』（83）、バリー・レヴィンソン監督の『ナチュラル』（84）と、3年連続で同助演女優賞にノミネートされた。
彼女を一躍有名にしたのは、エイドリアン・ライン監督の『危険な情事』（87）でマイクル・ダグラス演じる弁護士のストーカーをする悪女アレックス役。この鬼気迫る演技でアカデミー主演女優賞にノミネート。翌年のスティーヴン・フリアーズ監督の『危険な関係』（88）でも、男を虜にする未亡人メルトゥイユ侯爵夫人役で再び同賞にノミネートされ、映画界での地位を不動にした。ウォルト・ディズニー映画『101』（96）、続編『102』（00）でも悪女クルエラ・デ・ビルをユーモラスに扮演した。

(『アルバート氏の人生』プレス参照)

▼ロドリゴ・ガルシア監督、ジャネット・マクティア、ミア・ワシコウスカ共演の『アルバート氏の人生』（11）は、2013年1月18日（金）よりTOHOシネマズ シャンテほかにてロードショー。2013年8月2日DVDリリース。