フランサフリック―アフリカを食いものにするフランス―
/ フランソワ=グザヴィエ・ヴェルシャヴ

La Francafrique: Le plus long scandale de la Republique / Francois-Xavier Verschave (1998, 1999)


2003年/大野英士・高橋武智訳/緑風出版
line
(初出:)

フランスの巨大なアフリカ利権と
政治スキャンダルを暴く

 テキストは準備中です


◆目次◆

第1部   想像を絶する事態へと押し流されて
01. 砂漠の警告
02. 不名誉の領域
03. 非人間性への反対
04. アフリカの盟友よ、互いに助けあおう
05. 「われわれの鼻先にぶら下がった残虐行為」
   
第2部 フランサフリックの犯した犯罪の数々
01. バレミケ族の国での虐殺
02. 独立心の旺盛すぎたオリンピオ
03. 代父フェリックスと後継者アルベール
04. 石油=人道主義の臭うビアフラ
05. 強情きわまりないボノ博士
06. サンカラ、ウフエと対極の人物
07. ドゥルシには死んでもらわなければならない
08. わが仕立屋は金持ち
09. 親モブツ派のごたまぜ
10. より抜きの傭兵軍団
   
第3部 破滅に瀕するフォカルティスム
01. ひとつのシステムの解体
02. 組織網の抵抗
03. 傭兵養成所
   
結論 脱フォーカル化は可能か
   
付録1 きわめて恵まれない地域の飢餓を阻止し、発展に資するための闘いへのフランスの貢献に関する法案
付録2 フランス=アフリカ関係の信頼を構築しなおすための諸提案
   
  訳者解題

◆著者プロフィール◆

フランソワ=グザヴィエ・ヴェルシャヴ
フランスの飢餓から人命を救うためのNGO組織「シュルヴィ=命を救うキャンペーン」の代表。国際総生産の1000分の1を飢餓のために援助するという「生存法(シュルヴィ法)」の成立をミッテラン政権によって葬られたことを契機に、フランスのアフリカ利権とスキャンダルを暴いた。


 

 

(upload:)
 
 
《関連リンク》
隣人による殺戮の悲劇――94年にルワンダで起こった大量虐殺を読み直す ■
ポール・ルセサバギナ 『ホテル・ルワンダの男』 レビュー ■
死を生産するデス・ファクトリーとしてのジェノサイド
――『ルワンダの涙』と『フリージア』をめぐって
■
サリフ・ケイタの活動の変化とアルビノの悲劇――『ラ・ディフェロンス』 ■
キム・グエン 『魔女と呼ばれた少女』 レビュー ■
『ユッスー・ンドゥール 魂の帰郷』 レビュー ■

 
amazon.co.jp●
 
ご意見はこちらへ master@crisscross.jp