ソーレン・クラウ・ヤコブセン
1947年デンマークのコペンハーゲン生まれ。68年に電気技師の資格を得るが、翌年プラハに行き、70年にはドキュメンタリー・フィルムを専攻してFAMUを卒業した。
71年から83年にかけてデンマーク・ラジオ(デンマーク放送組合)の仕事に就き、数多くの子供や若者向けの企画を手がけた。最初の長編映画『Do You Wanna See My Beautiful Navel』(77)は、
いわゆる青春映画のジャンルにも内容のあるエンターテイメント・ムーヴィーが成立しうることを証明し、現代の古典となった。さらに、『Rubber Tazan』(81)、『Kingfisher』(83)、『Golden Rain』(86)、『エマEMMA』(87)、『The Boy From St.Petri』(91)、『マイ・リトル・ガーデン』(97)を発表している。
また、作品の何本かはデンマーク・アカデミー賞最優秀作品賞を受賞、82年ベルリン映画祭では『Rubber Tazan』がユニセフ児童映画大賞を受賞、『エマEMMA』はカンヌ青少年映画祭でグランプリを受賞、『マイ・リトル・ガーデン』は第47回ベルリン映画祭の新人賞と銀熊音楽賞の両方に輝くなど、
国内外で多くの賞や名誉を与えられ国際的な評価を受けている。ソングライターとしての活動しており、自分の歌を外国語に翻訳している。
(『ミフネ』プレスより引用)