1982年、ドイツ、東ベルリン生まれ。12歳の時に演出家のトーマス・ハイゼの目に留まり、名門劇団ベルリーナー・アンサンブルの舞台に抜擢され、以後4年間、舞台を中心に出演。00年、『クレイジー』で注目され、バイエルン映画賞新人賞を受賞。その後、『素粒子』(06)、『バーダー・マインホフ 理想の果てに』(08)、若きアドルフ・ヒトラーを演じた『我が闘争 若き日のアドルフ・ヒトラー』(09)、『ルートヴィヒ』(12)などに出演。世界的に注目された主演作『コーヒーをめぐる冒険』(12)では2度目のバイエルン映画賞とドイツ映画賞を受賞し、ドイツ映画批評家協会賞やヨーロッパ映画賞最優秀男優賞部門にノミネートされる。更に、『ピエロがお前を嘲笑う』(14)の大ヒットで、世界中から引く手あまたの、ドイツ映画界をけん引する俳優と注目されている。
(『ある画家の数奇な運命』プレス参照)
▼ ドミニク・グラフ監督、トム・シリング、アルブレヒト・シューフ、ザスキア・ローゼンダール、メレット・ベッカー、ペトラ・カルクチュケ、ミヒャエル・ヴォッテンボルン共演の『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』(21)。