◇◇ボアズ・イェーキン/Boaz Yakin◇◇

 

1966年ニューヨーク市生まれ。高校を卒業後、映画制作を学ぶためニューヨーク市立大学へ進学。すぐに、ニューヨーク大学に移り、19歳の時、初めて手がけた脚本が買い上げられ、ドルフ・ラングレン主演の『パニッシャー』(89)として映画化されると、一躍若き天才脚本家として注目の存在となった。続く2作目の脚本もクリント・イーストウッド監督、主演で『ルーキー』(90)となり、イェーキンの評価はさらに高まった。3作目の脚本『フレッシュ』(94)では監督にも進出、同作は94年度サンダンス映画祭で映像作家トロフィー賞をはじめ、東京国際映画祭でのヤング・フランプリ銅賞など数々の賞を受賞した。
ユダヤ教ハシディズムのコミュニティでの経験を活かした監督第2作目『しあわせ色のルビー』(98)を経て、ジェリー・ブラッカイマー製作のディズニー作品『タイタンズを忘れない』(00)でメジャー作品を手掛け大ヒットを記録。ブリタニー・マーフィ、ダコタ・ファニング主演のコメディ『アップタウン・ガールズ』(03)も高い評価を受け、04年には『ダンシング・ハバナ』の脚本を手掛けた。その後、イーライ・ロスとスコット・スピーゲルとともにホラー映画製作会社ロウ・ナーヴを設立、『2001人の饗宴』(05・未)、『ホステル』(05)で大成功を収め、『ホステル』はシリーズ化された。08年にはナチスによるホロコーストを題材にした問題作『Death in Love』を発表、同作はボストン映画祭で監督賞を受賞した。また、ディズニーの超大作『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(10)の脚本、ドキュメンタリー『Bombay Beach』(11)のプロデュースなど、精力的かつ幅広い活動を続けている。最新作は製作総指揮と共同脚本を手掛けるルイ・ルテリエ監督のスリラー巨編『Now You See Me』。

(『SAFE/セイフ』プレスより引用)


▼製作総指揮、原案、脚本を手がけた『グランド・イリュージョン』(13)。ジェシー・アンゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、メラニー・ロラン共演。


SAFE/セイフ (2012)
タイタンズを忘れない (2000)
しあわせ色のルビー (1998)
フレッシュ (1994)

 
 
 
 
 
 

back topへ



■home ■Movie ■Book ■Art ■Music ■Politics ■Life ■Others ■Digital ■Current Issues