◇◇パヴェウ・パヴリコフスキ/Pawel Pawlikowski◇◇

 

1957年、ポーランド、ワルシャワに生まれ、14歳で母親に連れられてポーランドを出て、イギリス、ドイツ、イタリアへ渡り、最終的に1977年にイギリスへ落ち着く。ロンドンとオックスフォードで文学と哲学を学ぶ。
1980年代後半に、BBC 放送でTVドキュメンタリーを作り始める。その作品には、「From Moscow to Pietushki: A Journey with Benedict Yerofeyev」(90)、「Dostoevsky' s Travels」(91)、「Serbian Epics」(92)、「Tripping with Zhirinovsky」(95)などがあり、エミー賞やイタリア賞を含め、数多くの国際的な賞を受賞している。1998年、低予算TV映画「Twockers」を監督し、フィクション作品へと移行した。次に長編映画2本を監督。その作品『Last Resort』(00)と『マイ・サマー・オブ・ラブ』(04・未)では脚本と監督を務め、両作品とも、英国アカデミー賞や世界中の映画祭で多くの賞を受賞する。
2011年には、『イリュージョン』(未)の脚本と監督も務める。同じく脚本と監督を担当した『イーダ』(13)は、2015年度アカデミー賞®外国語映画賞を受賞し、さらにヨーロッパ映画賞5部門、英国アカデミー賞1部門、ゴヤ賞1部門、その他多くの賞に輝く。2013年にポーランドに戻り、『イーダ』を完成させる間、滞在した。現在はワルシャワに住み、ワイダ・スクールで映画の監督・脚本課程の教鞭をとっている。

(『COLD WAR あの歌、2つの心』プレス参照)



COLD WAR あの歌、2つの心 (2018)
イーダ (2013)
イリュージョン (2011)
ストリンガー(原題) (1998)

 
 
 
 
 
 
 

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