◇◇コーマック・マッカーシー◇◇

小説家。1933年、ロードアイランド生まれ。トマス・ピンチョン、ドン・デリーロ、フィリップ・ロスと並び称される現代アメリカ文学の巨匠。大学を中退すると、1953年に空軍に入隊し四年間の従軍を経験。その後作家に転じ着々と評価を高め、<国境三部作>の第一作となる第六長編『すべての美しい馬』(1992)で全米図書賞、全米批評家協会賞をダブル受賞。第九長編『血と暴力の国』(2005)は、2007年度アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画《ノーカントリー》の原作となった。その後、2006年発表の『ザ・ロード』は、200万部超のベストセラーを記録し、ピュリッツァー賞を受賞。著者の名声を不動のものとした。
1985年発表の本書は、2006年に《ニューヨーク・タイムズ》紙上での投票で過去四半世紀のベスト・アメリカン・ノヴェルズの一冊に、《タイムズ》誌による1923年−2006年ベスト英語小説100の一冊にも選出された名実ともに著者の代表作である。

(『ブラッド・メリディアン』より引用)


●コーマック・マッカーシー脚本、リドリー・スコット監督の『悪の法則』(13)は、2013年11月15日(金)より全国ロードショー!


 
Blood Meridian: Or the Evening Redness in the West (1985) / ブラッド・メリディアン (2009)
No Country for Old Men (2005) / 血と暴力の国 (2007)
The Road (2006) / ザ・ロード (2008)

 
 
 
 
 
 
 

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