◇◇ミキ・マノイロヴィッチ◇◇

1950年4月5日、旧ユーゴスラビアの首都ベオグラード(現セルビア)生まれ。演劇学校卒業後、映画、舞台に出演し、旧ユーゴで最も人気のある俳優のひとりとなる。TVシリーズ「Grlom U Jagode」で圧倒的な人気を獲得し、85年のカンヌ国際映画祭グランプリに輝いたエミール・クストリッツァ監督作『パパは出張中!』の父親役で世界的な注目を集める。この作品以降、『アンダーグラウンド』(95)、『黒猫・白猫』(98)などクストリッツァ作品に数多く出演。そのほか、ゴラン・パスカリェーヴィッチ、ライコ・グゥルリッチ、ダニス・タノヴィッチ、スルジャン・ドラゴエヴィッチらとの仕事でも高い評価を受け、ヨーロッパを代表する名優としての地位を確立。2004年、祖国の映画における貢献に対し、パヴレ・ヴィシッチ賞が贈られた。おもな出演作に、『クリミナル・ラヴァーズ』(99/フランソワ・オゾン監督)、『青い夢の女』(00/ジャン=ジャック・ベネックス)、『美しき運命の傷痕』(05/ダニス・タノヴィッチ監督)、『やわらかい手』(07/サム・ガルバルスキ監督)、『ウェディング・ベルを鳴らせ!』(07/エミール・クストリッツァ監督)、『ラルゴ・ウィンチ』(08/ジェローム・サリュ監督)、『Cirkus Columbia』(10/ダニス・タノヴィッチ監督)などがある。

(『さあ帰ろう、ペダルをこいで』プレスより引用)>

クリミナル・ラヴァーズ (1999)
ゲート・トゥ・ヘヴン (2003)
さあ帰ろう、ペダルをこいで (2008)
 
 
 
 
 

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