1979年12月20日生まれ。中央大学映画学科在学中に発表した短編『男の証明』がミジャンセン短編映画祭のコメディ部門で最優秀作品賞を受賞。この作品はクレルモンフェアン国際短編映画祭などでも上映された。05年、卒業制作として発表した初の長編『許されざるもの』はプサン国際映画祭で大きな注目を集め、国際映画批評家連盟賞や観客賞はじめ4賞を受賞。それまでタブーとされていた、軍隊内部の問題に正面から向き合ったこの作品は、カンヌ国際映画祭の<ある視点>部門でも上映され、卒業制作作品として異例の成功をおさめた。続く08年の『ビースティ・ボーイズ』では、ホスト・クラブを舞台にソウルの夜の街に生きる人間模様を活写。現在、製作中の最新作『群盗:民乱の時代』は朝鮮時代を舞台にした時代劇で、盟友ハ・ジョンウと共に、兵役により活動を休止していた『超能力者』のカン・ドンウォンが出演することも話題となっている。
(『悪いやつら』プレスより引用)