◇◇ケイト・ショートランド/Cate Shortland ◇◇

 

1968年8月10日生まれ。オーストラリア、ニューサウスウェールズ州出身。91年、シドニー大学を卒業。00年、オーストラリア国立映画テレビラジオ学校のディレクター課程を修了。以来、多数の賞に輝く短編映画の脚本・演出を手がけた。
映画デビュー作『15歳のダイアリー<未>』は04年カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品され、同年のオーストラリア映画協会賞(オーストラリア・アカデミー賞)で脚本賞・監督賞を受賞。2本目の長編映画となった本作は、13年アカデミー賞外国語映画賞オーストラリア代表に選ばれたほか、オーストラリア批評家協会賞監督賞、オーストラリア映画批評家サークル賞監督賞、ロカルノ国際映画祭観客賞など、多数の賞に輝いた。

(『さよなら、アドルフ』プレスより引用)


▼ザスキア・ローゼンダール、カイ・マリーナ主演で、ホロコーストを題材にしたレイチェル・シーファーの『暗闇のなかで』の一篇「ローレ」を映画化した『さよなら、アドルフ』(12)は、2014年1月11日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次ロードショー!

 

さよなら、アドルフ (2012)
15歳のダイアリー (2004)

■ショートランドの夫は映像作家のトニー・クラヴィッツ(Tony Krawitz)。『Jewboy(原題)』(05)や『The Tall Man(原題)』(11)といった劇映画やドキュメンタリーを監督している。ショートランドが『さよなら、アドルフ』を発表した同じ2012年には『Dead Europe(原題)』(12)を発表し、注目を集めた。→Tony Krawitz(IMDB)

『さよなら、アドルフ』 :レイチェル・シーファーの原作『暗闇のなかで』に収められた三つの物語のなかで、ショートランドが最初に映画化を切望したのは、最後の物語の「ミヒャ」だったが、プロデューサーの説得などもあり、最終的に本人も納得したうえで「ローレ」の映画化になったという。


 
 
 
 
 
 
 
 
 

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