1976年にリマで生まれる。リマのニュートン・カレッジとリマ大学で学ぶ。1990年代の後半にスペインのマドリッドに移住し、現地の映画学校EscuelaTALで映画制作を学び、脚本専攻で修士号を取得。その後、ニューヨーク大学で監督の勉強をする。卒業後はバルセロナの広告業界で働きながら、自作の脚本を執筆する。長編第一作『マディヌサ』(日本未公開)は2006年のロッテルダム国際映画祭に出品され、国際批評家連盟賞を獲得。以後、世界各国の映画祭に招かれて高い評価を得る。続く長編第二作となる本作でベルリン国際映画祭金熊賞に輝き、一躍、世界の注目を集める。ラテンアメリカを代表する文豪として2010年いノーベル文学賞を受賞し、1990年にアルベルト・フジモリと大統領選を戦った政治家でもあるマリオ・バルガス=リョサ、そして映画監督のルイス・リョサは彼女のおじである。
(『悲しみのミルク』プレスより引用)
▼ クラウディア・リョサ監督/脚本、サマンタ・シュウェブリン原作/脚本、マリア・バルベルデ、ドロレス・フォンシ共演の『悪夢は苛む』(21)。