1979年メキシコシティ生まれ。短編映画制作からキャリアを始める。政府の腐敗を批判した「CUANDO SEA GRANDE」(01)が、メキシコでは500スクリーンで上映された。次に制作した「ENTRE DOS」(03)では、ウェスカ映画祭で特別賞を受賞、ドレスデン映画祭では最優秀短編映画作品賞を受賞。同時期、彼は会社を作り、CMやミュージック・ビデオのプロデュースを始め、高い評価を得る。初長編監督作「Daniel and Ana」(09)は、カンヌ国際映画祭監督週間に選ばれたことをはじめ、各国の国際映画祭に招待され、メキシコはもちろんスペイン、フランスそしてアメリカなどで広く公開され、批評家や観客に高い支持を得た。続く本作では第65回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリに輝き、第85回アカデミー賞R外国語映画賞メキシコ代表にも選ばれた。
(『父の秘密』プレスより引用)
▼ティム・ロス主演の監督第3作『或る終焉』(15)は、2016年5月28日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国順次公開。