1972年3月31日、チリ、サンティアゴ・デ・チレ生まれ。1997年公開の『次に私が殺される』で長編初監督。デビュー作にしてスペイン・フィルム・アカデミーから年間最優秀映画に選出された他、海外の国際映画祭でも賞に輝く。ペネロペ・クルス主演の次作『オープン・ユア・アイズ』(99)はスペインで大ヒットを記録し、世界各国で公開。2001年にはトム・クルーズ主演、キャメロン・クロウ監督によるハリウッド・リメイク『バニラ・スカイ』も製作された。本格的な世界進出となった『アザーズ』(02)では、ニコール・キッドマンを主演に迎え、全編を英語で撮影。このスリラーは世界中の批評家から熱狂的なレビューを寄せられ、観客からも熱い賞賛を浴びた。2005年公開の『海を飛ぶ夢』ではアカデミー賞外国語映画賞に輝き、他にもゴヤ賞の14部門を含む、60の国際的な映画賞を受賞している。
(『アレクサンドリア』プレスより引用)
▼レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデール共演の『アレクサンドリア』(09)。