フォードvsフェラーリ
Ford v Ferrari


2019年/アメリカ/英語/カラー/153分/スコープサイズ
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(初出:「ニューズウィーク日本版」映画の境界線2020年1月9日更新)

 

 

60年代のル・マンをめぐる実話
クルマは欧と米で異なる進化を遂げた

 

[Introduction] 『17歳のカルテ』、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』、『3時10分、決断のとき』、『LOGAN/ローガン』など、多彩なジャンルのヒット作を手がけてきたジェームズ・マンゴールド監督作品。フォード・モーター社から、モータースポーツ界の頂点に君臨するイタリアのフェラーリを、ル・マン24時間耐久レースで打倒せよ、という途方もない仕事を請け負ったふたりの男、元レーサーのカー・デザイナー、キャロル・シェルビーと型破りなドライバー、ケン・マイルズの実話。数々の名車を世に送り出した天才カー・デザイナーとして、歴史にその名を刻むキャロル・シェルビーをマット・デイモン、妥協を一切許さない無鉄砲な性格ゆえに多くの災いを招きながらも、ずば抜けたドライビング・テクニックでサーキットを疾走するケン・マイルズをクリスチャン・ベイルが演じる。(プレス参照)

[Story] 元レーサーのカー・デザイナー、キャロル・シェルビーのもとに、巨大企業フォードから信じがたいオファーが届く。それはル・マン24時間レースで6連覇中の王者、フェラーリに対抗できる新たなレースカーを開発してほしいとの依頼だった。心臓の病でレース界から身を退いた苦い過去を持つシェルビーは、そのあまりにも困難な任務に挑むため、型破りなドライバー、ケン・マイルズをチームに招き入れる。しかし彼らの行く手には、開発におけるメカニックなトラブルにとどまらない幾多の困難が待ち受けていた。それでもレースへの純粋な情熱を共有する男たちは、いつしか固い友情で結ばれ、フェラーリとの決戦の地、ル・マンに乗り込んでいくのだった……。

 ニューズウィーク日本版の筆者コラム「映画の境界線」で本作を取り上げています。その記事をお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

60年代のル・マンをめぐる実話『フォードvsフェラーリ』が描く米と欧州の違い


◆スタッフ◆
 
監督   ジェームズ・マンゴールド
James Mangold
脚本 ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワース、ジェイソン・ケラー
Jez Butterworth, John-Henry Butterworth, Jason Keller
撮影監督 フェドン・パパマイケル
Alfonso Maiorana
編集 マイケル・マカスカー、アンドリュー・バックランド
Alfonso Maiorana
音楽 マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
Alfonso Maiorana
 
◆キャスト◆
 
キャロル・シェルビー   マット・デイモン
Matt Damon
ケン・マイルズ クリスチャン・ベイル
Christian Bale
リー・アイアコッカ ジョン・バーンサル
Jon Bernthal
モリー・マイルズ カトリーナ・バルフ
Caitriona Balfe
ヘンリー・フォード2世 トレイシー・レッツ
Tracy Letts
レオ・ビーブ ジョシュ・ルーカス
Josh Lucas
ピーター・マイルズ ノア・ジュプ
Noah Jupe
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(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)
 

 

 

(upload:2021/12/26)
 
 
《関連リンク》
ジェームズ・マンゴールド 『17歳のカルテ』 レビュー ■
ロン・ハワード 『ラッシュ/プライドと友情』 レビュー ■

 
 
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