イギリス・ランカシャーの自然とともに生きるアーティスト、リチャード・スケルトン(Richard Skelton)は、自身のレーベル“Sustain Release”を立ち上げ、Clouwbeck、 Heidika、 Carousell、A Broken Consortなどの様々な名義で作品を発表してきた。リチャード・スケルトンの名前を使ったのは、『Marking Time』(2008)が最初で、それにつづくのが『Landings』(2009)だ。彼の音楽は、妻の死がきっかけになっているという意味では死者と深く結び付き、ランカシャーの自然との交感からつむぎ出されるという意味では自然と深く結び付いている。
▼“Faster Than Sound”:めったにライブ・パフォーマンスを行わないリチャード・スケルトンとエリシアン四重奏団の共演。