Jon Hassell - trumpet, pottery drums; Michael Brook - bass; Walter DeMaia - drums; Brian Eno - drums, bowl gongs, bells; Miguel Frasconi - bowl gongs; Daniel Lanois
(Editions E.G.)
さて、本作品だが、ハッセルが前作のアフリカから移動した行き先は、アジアのマレー半島、マレーシアの先住民の音楽である。ジャケットの裏に記されたハッセルのコメントによれば、『マラヤの夢の理論(Dream Theory of Malaya)』というアルバム・タイトルは、1935年にマレー半島南部の高地に住む先住民セノイ族のもとを訪れた人類学者キルトン・スチュワートの論文から引用したということである。