1971年にオーストラリア人の父、ドイツ人の母のあいだに生まれる。オックスフォードとグラスゴーで育った。母親の国籍から、幼少期には「ナチ」と呼ばれたこともあり、その経験が本書をうむきっかけともなった。2001年、本書で作家デビュー。《タイム》、《サンデー・エクスプレス》など書評子から高い評価を受けて2001年ブッカー賞の最終候補作となった。
(『暗闇のなかで』より引用)
●長編第3作『The Walk Home』を2014年に発表予定。
▼『暗闇のなかで』の三つの物語のひとつ「ローレ」をケイト・ショートランド監督が映画化した『さよなら、アドルフ』(12)は、2014年1月11日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次ロードショー!→『さよなら、アドルフ』 レビュー
●長編第2作『Afterwards』を2007年に発表。
●短編集『Field Study』を2004年に発表。