1977年5月2日、ルーマニアのブカレスト生まれ。高校時代に演技の道を志す。国立演劇映画芸術大学(National University of Theatre and Cinema Art)を1999年に卒業、直後の2000年に舞台デビューを果たすこととなるが、すぐに映画に転向。長編、短編ともに主演男優として活躍し、2004年『トラフィック』(カタリン・ミツレスク監督)で第57回カンヌ国際映画祭短編部門パルムドール受賞、2011年『ベスト・インテンションズ』(アドリアン・シタル監督)では第64回ロカルノ国際映画祭主演男優賞を受賞する。
(『私の、息子』プレス参照)
▼カリン・ペーター・ネッツアー監督、ルミニツァ・ゲオルギウ、イリンカ・ゴヤ、ナターシャ・ラーブ共演の『私の、息子』(13)は、2014年6月21日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー。
▼コルネリウ・ポルンボユ監督の『When Evening Falls on Bucharest or Metabolism(英題)』(13)。ドゥミトラケは若手の映画監督ポールを演じている。