1966年6月22日、パリ生まれ。写真家の父とジャーナリストの母の間に生まれる。祖父は俳優のルイス・セニエ。14歳の時にモデルデビューし、シャネルのCMにも抜擢された。1985年に『ゴダールの探偵』(85)で映画デビュー。88年には『フランティック』でハリソン・フォードを惑わすファムファタルを演じて、国際的にも大きな注目を浴びた。1989年に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚。以降『赤い航路』(92)、『ナインスゲート』(99)、『毛皮のヴィーナス』(13)と夫の監督作品のミューズとして、女優としてのキャリアを着実に確立していった。
主な出演作に、クロード・ミレール監督『オディールの夏』(94)、オリヴィエ・ダアン監督『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(07)、ジュリアン・シュナーベル監督『潜水服は蝶の夢を見る』(07)、イエジー・スコリモフスキ監督『エッセンシャル・キリング』(10)、フランソワ・オゾン監督『危険なプロット』(12)など。
(『あさがくるまえに』プレスより引用)
▼ ロマン・ポランスキー監督、ジャン・デュジャルダン、ルイ・ガレル、エマニュエル・セニエ、グレゴリー・ガドゥボワ、エルヴェ・ピエール、メルヴィル・プポー、マチュー・アマルリック共演の『オフィサー・アンド・スパイ』(19)。