1981年,独・ベルリン生まれ。03年から07年までエルンスト・ブッシュ演劇大学で学んだ後、ベルリンやチューリッヒの舞台に出演。06年にはロベルト・ヴァルザー作「白雪姫」の王子役で、ベルリン芸術アカデミーのO.Eハッセ賞を受賞。07年に、ロベルト・タルハイム監督の『AND ALONG COME TOURISTS』で、映画デビュー。翌08年、ハンス=クリスチャン・シュミットの『Storm』、フリーダー・ウィティッヒの学園コメディ『13 SEMESTER』に出演。そして、09年のクエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』の出演をきっかけに国際的にも知られるようになり、10年の『ゲーテの恋』(2010)で若き日のゲーテ役で主役を演じ、ドイツ映画賞、ジュピター賞などにノミネートされた他、メトロポリス賞を受賞するなど、高く評価される。11年には、ベルリン国際映画祭で「シューティングスター」として選出される。その後、12年の『SHORT OF HOPE』でロナルト・ツェアフェルト、アウグスト・ディールと共演。13年後半には、ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督の舞台「Buddy」」に出演。本作では、バイエルン映画賞で主演男優賞を受賞し、今後が注目されるドイツ俳優の1人である。