1974年、イラン・テヘラン生まれ。テヘラン大学で心理学を専攻するが、中退してカナダに移り住む。その後、イランに戻ってラジオやテレビ番組の司会を務め、いつくかのTVシリーズで小さな役をこなしたのち、『Rokhsareh』(02)で映画デビューした。アスガー・ファルハディ監督とは『彼女が消えた浜辺』(09)で初めて組み、『別離』(11)でベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)を受賞。本作ではカンヌ国際映画祭男優賞に輝いた。そのほかにも数多くの受賞歴があり、2014年には『Saken Tabaghe Vasat』で監督デビュー。2015年に放送されたイランの国民的TVシリーズ「Shahrzad」では、タラネ・アリドゥスティと夫婦役で共演し、同国を代表する人気スターとして揺るぎない地位を築いている。
(『セールスマン』プレスより引用)
▼シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ共演の『セールスマン』(16)は、2017年6月10日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー。劇場用パンフレットに「他者の視線と見えない女」のタイトルで映画評を書いていますので、ぜひお読みください。