◇◇イエジー・スコリモフスキ/Jerzy Skolimowski◇◇

 

1938年5月5日、ポーランド、ウッチ生まれ。建築家の父スタニスワフは、第二次大戦中ユダヤ人の妻の一家を守るためレジスタンスに身を投じるが、ナチスに処刑されてしまう。
学生時代は問題児となるも、大学では民俗学、歴史、文学を専攻し、ボクシングにも興じる。一方、ジャズにも魅せられ、クシシュトフ・コメダと知り合い、彼の紹介で俳優ズビグニェフ・ツィブルスキと出会い、更にアンジェイ・ムンク、ロマン・ポランスキーとも出会った。
また、詩集、短編小説、戯曲などを意欲的に発表し、アンジェイ・ワイダが注目し、彼が監督した『灰とダイヤモンド』(58)の原作者が書いた台本を見せられるが、それに興味を持たず、その代わりに『夜の終わりに』(60)を共同執筆すると共にボクサー役で登場。この後、監督をめざしてウッチ国立映画大学に入学して、次々と短編を発表し、62年にはポランスキーの長編デビュー作『水の中のナイフ』で台詞を執筆。そしてムンクの指導のもと自らの主演で完成させた長編監督第1作『身分証明書』(64)で評判となり、65年アーンヘム映画祭グランプリを受賞。

(『エッセンシャル・キリング』プレス参照)


▼ヴィンセント・ギャロ、エマニュエル・セニエ共演の『エッセンシャル・キリング』(10)。


エッセンシャル・キリング (2010)
エッセンシャル・キリング (2010)・インタビュー
イースタン・プロミス (2007) ※出演

 
 
 
 
 
 
 
 

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