◇◇フォルカー・シュレンドルフ/Volker Schlondorff◇◇

 

1939年3月31日、独・ウィスバーデン生まれ。56年、フランスのブルターニュのイエズス会寄宿学校に入り、卒業後、パリで政治学を学ぶ傍ら、映画学校にも通い、ヌーヴェルヴァーグの重要な監督たちと親しくなり、ルイ・マル、ジャン=ピエール・メルヴィル、アラン・レネの助監督を務める。
60年に短編“Wen kummert's?”で監督デビュー、66年に『テルレスの青春』で長編監督デビューを果たしカンヌ国際映画祭で国際批評家賞を受賞する。71年に、自身の作品に女優として出演していたマルガレーテ・フォン・トロッタ(『ハンナ・アーレント』監督)と結婚し、75年にはハインリッヒ・ベルの同名原作の映画化『カタリーナ・ブルームの失われた名誉』を共同監督で発表した。79年、ギュンター・グラス原作の『ブリキの太鼓』でドイツ人監督として初のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞、同時にアカデミー外国語映画賞にも輝いた。

(『パリよ、永遠に』プレス参照)


▼アンドレ・デュソリエ、ニエル・アレストリュプ共演の『パリよ、永遠に』(14)は、2015年3月7日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー。


パリよ、永遠に (2014)
魔王 (1996)

 
 
 
 
 
 

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