1952年生まれ。オーストリアのウィーン在住。初期には山形国際ドキュメンタリー映画祭で優秀賞を受賞した『予測された喪失』（92）や『Animal Love』（95）、『Models』（98）などのドキュメンタリー作品で数々の賞に輝く。ザイドル初の長編『ドッグ・デイズ』（01）はヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。2003年には制作会社Ulrich Seidl Filmproduktionを設立。続く『インポート・エクスポート』（07）はカンヌ国際映画祭コンペティション作品に選出される。４年を費やし制作された「パラダイス三部作」は、世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネチア、ベルリンのコンペ部門に相次いで選出された。『パラダイス：神』はヴェネチアで2度目の審査員特別賞に輝いた。

(「パラダイス三部作」プレスより引用)

▼70の短編／断片で構成されたドキュメンタリー『Venice 70: Future Reloaded（原題）』（13）は、イタリアで2013年7月31日に公開。

▼『パラダイス：愛』 『パラダイス：神』 『パラダイス：希望』は、2014年2月22日（土）より３作品一挙公開！「キネマ旬報」2014年3月上旬号に３部作をまとめたレビューを書いておりますので、ぜひお読みください。