◇◇J・A・バヨナ/J.A. Bayona◇◇

 

1975年、スペイン・バルセロナ生まれ。映画への情熱を抱きながら成長し、まずジャーナリストの仕事をしたのちに、カタルーニャ映画学校(ESCAC)で監督法を学んだ。ESCACを卒業後、コマーシャルやスペインの有名な音楽グループのビデオの演出を手がけ、クリエイターとしてのキャリアをスタートさせた。また『Mis Vacaciones』(99)、『El Hombre Esponja』(02)という2本の短編映画を監督。2004年に短編映画『7337』を製作したセルヒオ・G・サンチェスと出会い、自身の長編デビュー作となる『永遠のこどもたち』(07/ギレルモ・デル・トロ製作総指揮)の脚本を依頼した。2007年5月20日にカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、観客から10分間に及ぶ拍手喝采を浴びたこの作品は、かつて孤児院だった古めかしい屋敷を舞台に、ある母親の息子捜しをスリリングかつ感情豊かに描いたミステリー・ホラー。同年10月11日にスペインで拡大公開されると、公開4日間、延べ350スクリーンで830万ドルの収益をあげる大ヒットを飛ばし、世界中で『パンズ・ラビリンス』(06)を超える成功を収めた。この作品は2008年度ヨーロッパ映画賞で作品賞、女優賞、撮影賞、音楽賞の4部門にノミネートされ、スペインのゴヤ賞で最優秀新人監督賞を受賞した。

(『インポッシブル』プレスより引用)


インポッシブル (2012)
永遠のこどもたち (2007)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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