1964年、テネシー州メンフィス生まれ。コロンビア大学の映画学部に在学中、卒業作品として製作した短編“Althea Faught”(94)で監督デビューを果たす。南北戦争を生き延びた女性を主人公とした同作は、モントリオール世界映画祭など各地の映画祭で上映され、米PBSでテレビ放映もされた。08年、自らの同名短編をもとにした本作『フローズン・リバー』で長編監督デビューを飾る。同年のサンダンス映画祭でドラマ部門・審査員大賞(グランプリ)を受賞し、一躍、全米中のメディアから脚光を浴びた。09年2月の第81回アカデミー賞でオリジナル脚本賞にノミネートされるなど、現在、アメリカのインディペンデント映画界でもっとも注目されている女性監督の1人である。
(『フローズン・リバー』プレスより引用)