1981年7月9日パリ生まれ。祖父は俳優・演出家のクレマン・アラリ。兄は撮影監督のトム・アラリ。
パリ第八大学で映画を専攻。2007年、中編作品に特化し、若手監督の発掘の場ともなっているブリーヴ映画祭で『La Main sur la gueule』がグランプリを受賞。2013年、短編『Peine perdue』が、ベルフォール “アントルヴュ” 映画祭の短編部門にてグランプリを受賞。2016年、長編第一作となる本作『汚れたダイヤモンド』を発表。フランス批評家協会賞・新人監督賞のほか、いくつもの賞をとる。現在、元日本兵、小野田寛郎に関する長編を準備中。また俳優として、私生活のパートナーであるジュスティーヌ・トリエ監督『ソルフェリーノの戦い』La Bataille de Solférino(2013)、『Victoria』(2016)などに出演している。