1959年、パレルモ生まれ。フランチェスコ・ロージ、フェデリコ・フェリーニ、マイケル・チミノ、フランシス・フォード・コッポラら名だたる映画監督の助監督を務め、2000年、著名なイタリア貴族ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサの最後の一年間を描いた映画『Il manoscritto del Principe』(英題:The Prince’s Manuscript)で長編監督デビュー。オペラや舞台の演出を多く手がけたあと、『そして、デブノーの森へ』(04)やジョセフィン・ハートの“The Reconstructionist”を原作とした『Viaggio segreto』(06)を発表。『ローマに消えた男』は、イタリアの文学賞であるカンピエッロ賞とPremio Vittorini Opera Prima新人賞のダブル受賞をした自身の著作“Il trono vuoto(空席の王座)”(12)が原作となっている。
(『ローマに消えた男』プレス参照)
▼ ロベルト・アンドー監督『Il bambino nascosto/The Hidden Child』(21)。