[Introduction] 『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』で知られるドキュメンタリー界の“生ける伝説”フレデリック・ワイズマンが選んだ新作の舞台は、ワイズマン生誕の地でもあるマサチューセッツ州のボストン市庁舎。カメラは飄々と市庁舎の中へ入り込み、市役所の人々とともに街のあちこちへ動き出す。そこに映し出されるのは、警察、消防、保健衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録など、数百種類ものサービスを提供する市役所の仕事の舞台裏。ワイズマンが軽やかに切り取るこれらの諸問題は、長年にわたり彼が多くの作品で取り上げてきた様々なテーマに通じ、まさにワイズマンの「集大成」ともいえる仕上がりだ。2020年「カイエ・デュ・シネマ」誌ベスト1に選出。(プレス参照)
ニューズウィーク日本版の筆者コラム「映画の境界線」で本作を取り上げています。その記事をお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。
● 自身の言葉で話し、耳を傾ける姿に、民主主義の核心を見出す|『ボストン市庁舎』
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◆スタッフ◆ |
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監督/製作/編集/録音 |
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フレデリック・ワイズマン
Frederick Wiseman |
撮影 |
ジョン・デイヴィー
John Davey
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プロデューサー |
カレン・コニーチェク
Karen Konicek |
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◆キャスト◆ |
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マーティン・ウォルシュ
Martin Walsh |
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(配給:ミモザフィルムズ、
ムヴィオラ) |
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