ボストン市庁舎
City Hall


2020年/アメリカ/英語/カラー/274分/1.78:1/モノラル/DCP
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(初出:「ニューズウィーク日本版」映画の境界線2021年11月11日更新)

 

 

題材はワイズマンの故郷マサチューセッツ州ボストンの市役所
自身の言葉で話し、耳を傾ける姿に、民主主義の核心を見出す

 

[Introduction] 『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』で知られるドキュメンタリー界の“生ける伝説”フレデリック・ワイズマンが選んだ新作の舞台は、ワイズマン生誕の地でもあるマサチューセッツ州のボストン市庁舎。カメラは飄々と市庁舎の中へ入り込み、市役所の人々とともに街のあちこちへ動き出す。そこに映し出されるのは、警察、消防、保健衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録など、数百種類ものサービスを提供する市役所の仕事の舞台裏。ワイズマンが軽やかに切り取るこれらの諸問題は、長年にわたり彼が多くの作品で取り上げてきた様々なテーマに通じ、まさにワイズマンの「集大成」ともいえる仕上がりだ。2020年「カイエ・デュ・シネマ」誌ベスト1に選出。(プレス参照)

 ニューズウィーク日本版の筆者コラム「映画の境界線」で本作を取り上げています。その記事をお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

自身の言葉で話し、耳を傾ける姿に、民主主義の核心を見出す|『ボストン市庁舎』


◆スタッフ◆
 
監督/製作/編集/録音   フレデリック・ワイズマン
Frederick Wiseman
撮影 ジョン・デイヴィー
John Davey
プロデューサー カレン・コニーチェク
Karen Konicek
 
◆キャスト◆
 
    マーティン・ウォルシュ
Martin Walsh
-
(配給:ミモザフィルムズ、
ムヴィオラ)
 

 

(upload:2021/11/13)
 
 
《関連リンク》
フレデリック・ワイズマン
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』レビュー
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フレデリック・ワイズマン
『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』 レビュー
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Frederick Wiseman Is Here by Sean Cooper
| Tablet Magazine, September 13, 2017
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Amid personal tragedy, filmmaker Frederick Wiseman
keeps his focus by Andrew Lapin
| Jewish Telegraphic Agency, March 25, 2021
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