2005年にベルギーのブリュッセルに亡命したニジェール人／トゥアレグ族のシンガー／ギタリストのアナナ・ハロウナ（Aboubacar ‘Anana’ Harouna）によって結成された“砂漠のブルース”バンド、ケル・アスーフ／Kel Assouf。そのメンバーは、アフリカやヨーロッパから集まった異なる国籍を持つ７人のミュージシャンで構成されている。

アナナ・ハロウナは、ニジェール北部のアガデス生まれ。サハラ砂漠のトゥアレグ社会に生まれたことから政治的、社会的疎外にさらされ、12歳のときに家族とともにリビアに亡命し、そこで軍事訓練を受ける。1990年代に17歳ではじめてトゥアレグ族の抵抗運動に参加する。しかしその後、音楽に目覚め、ミュージシャンとして活動するようになる。

▼ 新メンバーとして『禁じられた歌声』などに出演する女優でもあるトゥルゥ・キキが加わったニューアルバム『Tikounen』、2016年2月リリース！

KEL ASSOUF - new album TIKOUNEN from Jan Hoozee on Vimeo.