2005年に、リアノン・ギデンズ、ドム・フレモンズ、ジャスティン・ロビンソン(2011年にバンドを離れる)の3人でスタートを切ったブラック・ストリング・バンドで、ノースカロライナ州ダーラムを拠点に活動する。その母胎となったのは、カントリー、ブルース、初期のジャズなどの黒人伝統音楽全般を演奏するサンコファ・ストリングス(Sankofa Strings)。
キャロライナ・チョコレート・ドロップスのメンバーは、代々伝統音楽を継承してきたベテラン・フィドラー、ジョー・トンプソンのもとに通い、曲を学び、ジャムを行い、彼の遺産を伝えようとすることからバンドがかたちになり、伝統を甦らせるだけでなく、そこに新たな生命を吹き込むようになった。
▼ 新作はバンドのメンバーであるリアノン・ギデンズのソロ・アルバム『Tomorrow Is My Turn』、2015年2月リリース。