夫婦であるブレット・スパークスとレニー・スパークスのデュオ。夫のブレットが、ヴォーカル、ギター、キーボード、作曲、妻のレニーが、ベース、バンジョー、ヴォーカル、作詞を担当する。ブレットはテキサスのオデッサ、レニーはロングアイランド出身。テキサスで音楽を学び、仕事をしていたブレットが、レニーとシカゴに移り、作家である妻に作詞を頼んだことがきっかけでデュオとして活動するようになる。95年のアルバム『Odessa』でデビューを果たし、98年のサードアルバム『Through the Trees』で独自の世界を確立し、注目を集めるようになる。マーダーバラッドやアパラチアン・フォークを源流としてゴシック的な世界観が際立つダークなオルタナ・カントリーの世界は、アンドリュー・バードを筆頭にカルト的に支持されている。アンドリュー・バードは2014年にハンサム・ファミリーの楽曲のカヴァー集『Things Are Really Great Here, Sort Of...』 をリリースしている。